結論から言うと、 KINS PRIMEは「なんとなくの腸活」を”データ管理”に変えてくれる検査だった。 自分の場合、総合評価はAランク。ただし酪酸を作る菌がほぼゼロで、改善ポイントもかなり明確に見えた。
「腸内環境を整える」という言葉はよく聞くけど、自分の腸が実際どんな状態なのか、データで見たことはあるだろうか。
今回はKINS PRIMEの腸内フローラ検査を受けてみた体験を、結果も含めてそのまま公開する。
KINS PRIMEとは
KINS PRIMEは、便サンプルから腸内細菌を解析し、腸内フローラの状態をスコアやランクで可視化してくれるサービス。検出された菌の種類・割合・平均値との比較まで詳しくレポートされる。
単に「善玉菌が多い・少ない」ではなく、どの菌がどれくらいいるのか、その菌は何を好んで食べるのかまでわかるのが特徴だ。
検査結果の概要
総合評価はハイパフォーマー Aランクだった。
正直、思ったより良い結果で驚いた。
パフォーマンススコア
| 項目 | スコア | 平均 | 評価 |
|---|---|---|---|
| α多様性(腸内の多様性) | 3.9 | 3.4 | A |
| 酪酸生成スコア | 56.9 | 105.4 | B |
| ビタミンスコア | 1017 | 927.5 | A |
パフォーマンス詳細
| 項目 | レベル |
|---|---|
| 持久力 | Lv4 |
| 疲労耐性 | Lv3 |
| 糖代謝力 | Lv3 |
| 睡眠の質 | Lv1 |
| ダイエット | Lv4 |
α多様性とビタミンスコアは平均を上回っていたが、酪酸生成スコアだけBランクで平均の約半分。睡眠の質もLv1と低く、改善が必要なポイントとして挙げられた。
検出された主な菌と状態
検査では168種(種レベル)、110種(属レベル)の菌が検出された。
要するに、「炎症を抑える菌」は強かったけど、「酪酸を作る菌」がほぼゼロだったという結果だった。
平均を上回っていた菌(良好)
Faecalibacterium prausnitzii(フィーカリバクテリウム・プラウスニッツィイ) 検出率7.24%(平均6.76%)。腸の炎症を抑える働きがあるとされ、腸内環境のバロメーターとして注目されている菌。平均をしっかり上回っていた。好む食材はフラクトオリゴ糖やサイリウム。
Bifidobacterium longum(ビフィドバクテリウム・ロンガム) 検出率4.35%(平均1.52%)。平均の約3倍。免疫機能との関連が研究されているビフィズス菌の一種。好む食材はPHGG(部分加水分解グァーガム)やラフィノース。
Bacteroides uniformis(バクテロイデス・ユニフォルミス) 検出率3.40%(平均2.46%)。有用菌として分類されており、平均超え。好む食材はシクロデキストリンやペクチン。
まとめると、炎症を抑える菌・免疫に関わる菌は平均以上。腸の守りは比較的しっかりしていた。
少なかった菌(要改善)
Roseburia(ロゼブリア) 検出率0.01%未満(平均1.33%)。酪酸を生成する重要な菌で、ほぼ検出されなかった。酪酸生成スコアがBだった主な原因と考えられる。好む食材はサイリウムやβ-グルカン。
Ruminococcus bromii(ルミノコッカス・ブロム) 検出率0.00%(平均0.74%)。難消化性でんぷんを分解し、他の酪酸産生菌を助ける役割がある。好む食材はレジスタントスターチやPHGG。
要するに、「酪酸を作るチーム」が根こそぎいなかった。これが酪酸スコアBの正体だった。
酪酸スコアBの意味と対策
酪酸は腸粘膜のエネルギー源となる短鎖脂肪酸で、腸壁のバリア機能を維持する上で重要とされている。ロゼブリアやルミノコッカスがほぼゼロだったことが、このスコアを下げている主因と考えられる。
KINSのレポートでは以下の食材が推奨されていた。
- サイリウム(ロゼブリアが好む食物繊維)
- β-グルカン(大麦・オーツ麦に多く含まれる)
- レジスタントスターチ(冷やしたご飯や芋類に多い)
腸内細菌は食事によって変化するため、継続的な食事改善が有効とされている。
睡眠の質Lv1について
睡眠の質のスコアが低かったことも気になる点だった。
腸内環境と睡眠の関係については研究が進んでおり、腸内細菌が睡眠に関わる神経伝達物質(セロトニンなど)の生成に影響するとされている。酪酸産生菌が少ないことも関係している可能性がある。
今後の改善方針
検査結果をもとに、以下を実践していく。
- 大麦ご飯を週3回以上に増やす(β-グルカン補給)
- 冷やしたご飯・芋類を意識的に食べる(レジスタントスターチ)
- サイリウムを日常的に摂取する
- 数ヶ月後に再検査して変化を確認する
実際に取り入れ始めたもの
検査結果を受けて、以下を日常に取り入れ始めた。自分が使っているものに近い商品を載せておく。
- サイリウム(オオバコ)
- PHGG(部分加水分解グァーガム)
- オートミール・大麦
- 冷やしご飯・冷やし芋(レジスタントスターチ)
※商品リンクはAmazonアソシエイトを利用しています。
まとめ
KINS PRIMEの腸内フローラ検査は、「なんとなく腸に良さそう」という曖昧な取り組みを、データに基づいた具体的な行動に変えてくれるサービスだった。
総合評価がAランクだったことは素直に嬉しかったが、酪酸生成スコアと睡眠の質に明確な改善ポイントが見つかった。数ヶ月後に再検査して、食事改善の効果を確認する予定だ。
自分の腸内環境をデータで把握したい人には、試してみる価値があると思う。
※本記事は個人の体験レポートです。医療的なアドバイスではありません。
※私が使ったのはKINS PRIMEですが、Amazonだとこの辺が近いです



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